「黄昏ニ眠ル街」を購入&トロコンしたのでレビューする

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街を探索して『大地の源』というアイテムを集めるアドベンチャーゲーム。
東洋ファンタジー風のイラストの世界を実際に歩くことができます。素晴らしすぎる……
私はそういう架空の街のイラストが大好物なので、存在を知って即買いました。
ただ、これはゲームというよりは遊べるアートと表現した方が近いかもしれない。

ちなみにこのゲームのトロフィーをコンプリートするためには収集要素(大地の源、衣装、家具)の全てを手に入れる必要があります。
といってもそこまで多くなく、1日で全部集められるボリュームです。
あの苦行でゲームを投げなければ、ですが……




いいところ

体力やスタミナの概念がない


プレイ画面がこちら。

画面上に表示されるのは大地の源の数と所持金のみ。体力ゲージやスタミナゲージの類はありません。
なので好きなだけ走り回れるし、かなーり高いところまで登れますが落ちてもダメージは無し。
しかも探索の邪魔になる敵がいないので、自分のペースで自由に探索できます。
探索を楽しむのがメインのゲームに中途半端に戦闘要素入れられてもダルいだけですしね。無くて良かった。

こういう『ひたすら自由に探索を楽しめるゲーム』がもっと増えればいいのになー。廃墟探索がしたい。


主人公ができるアクションはジャンプのみですが、ゲームを進めると空中ダッシュと二段ジャンプが使えるようになり移動が楽になります。
高所から空中ダッシュ&二段ジャンプで遠くに跳んで狙い通りに着地できるとなかなか爽快。
画像は右の建物のてっぺんから、水路を挟んで左側の建物に飛び移ろうとしているところ。


また、飛行船を操作して空の旅も楽しめます。
こちらも耐久力の概念がないのでいくらぶつかっても平気。

フォトモード

カメラを自由に動かしてスクリーンショットを撮影しやすくするモード。
好きな位置や角度から撮影したり眺めたりできます。
カメラは結構広範囲に動くので探索にも役立ったりして……
ベンチに座るとフォトモードにできないのが残念なところ。

攻略を見なくても全収集可能

『大地の源』は全部で250個ありますが、その全てにタイトルと番号がついていて、街のどこに何番があるかはマップを買えばわかるので自力で集めきることができます。

こんな感じ。
マップといってもただの画像で、現在地や施設の表示みたいな親切機能はなし。

このマップが必要になったのは最後の1個を探す段階になってからだったので、個人的にはただの画像でもあまり問題ありませんでした。

いまいちなところ

操作性

まぁ……良くはないですね……なんかふわっとしているというか……
キビキビ立ち回るタイプのゲームならピタッと止まるところで一歩多い、みたいな。
ただ耐えられる範囲ではある。

アクション

『聖域』というダンジョン的な存在があり、パズルやアクションなどの試練をクリアして最奥を目指します。

試練の難易度はそこまで高くありませんが、主人公の動きに若干癖があるので、アクション系は難易度が高くなっている印象。
特に動く床のステージとかすっげえしんどい。止まらないしやけに飛距離出るし……
おカネを払えば試練をスキップしてゴールまでワープできるので、アクションが苦手でもゲームはクリアできる仕様になっています。親切ですね。

なお、トロコンするには大地の源を全て集める必要があります。
そのためには聖域に再挑戦し、難易度が上がったルートをクリアしなければいけません。
おカネを払ってもゴールまでのワープが解放されるだけで、上級ルートは自力でやらなきゃいけない。面倒すぎる……
ま、トロコン目指すくらいやる気あるならそのくらいは出来るだろってことですね。

実際、聖域再挑戦程度で音を上げてたらトロコンできません。そのくらいヤバいのが控えてる。
それが次の項目。


え!この操作性でシューティングを!?

この項目、あまりにもブチ切れすぎたのでかなり辛口、というかもはや文句になってます。
だって今までめっちゃいい感じだったのに急に突き落とされたんだもん
不快に思う方もいるかもしれないので一応長めに改行入れておきます。







コイツは飛行船に乗って花火を発射して『蝕まれた大地の源』(以下、ターゲット)を破壊するシューティングをクリアすると手に入るトロフィー。
これを得るためにはターゲット60個全て壊す必要がある。しかも215秒で。
これがマジで控えめに言ってクソゲー。聖域の動く床なんか目じゃないね。
照準なんてものはなく、飛行船が向いている方向に撃つだけなので狙い通りに行かず終始イライラ……

しかも60個全て破壊しないと買えない衣装があるため、シューティングがクリアできないと衣装のコンプリートも不可能。

ルートを確立し、ターゲットをしっかり正面に捉えて撃つことを意識して、なんとか残り6秒でクリア。
もう二度とやりたくない。つまらないしおカネも手に入らないし苦行すぎる。
深奥の聖域も大概だったけど、向こうはおカネが手に入るからまだマシ。

『敵がいない東洋ファンタジー風の世界を探索できる。収集要素アリ』という情報だけで買ったので、「マイペースに探索楽しんで集めるもん集めて自然とトロコンできるんだろうな」と思ってたんですがね。
本当に必要なのか?これは。
やりこみとも歯応えとも思えなかった。本当にただの苦行です。



最後に


のんびりまったりと街ブラして風景を楽しみながら源を集め、コンプリートを目指さなければ良ゲーとして終われます。
操作性がもうちょっと良ければなー。


なんやかんや書きましたがしっかりとコンプリートはしましたよ。


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