フィールドポーチ気になるな〜と思って調べてたらバージョンアップ版が出ることを知り、しばらく待ってレビュー出てから買おうと思ったんですが、なかなか出てこなかったので思い切って買いました。
フィールドポーチV2のスペック
サイズ:H19×W24×D1cm
収納時最大サイズ:H25×W27×D10.92cm
容量:1.5-3L
重量:170g
銀一オンラインショップより引用
箱……ではない
グレーの袋に入っていました。
内容物
ポーチ本体、ストラップ、ピークデザインのステッカーと、謎のステッカーのようなもの。
本体は固めというか張りがあるというか、しっかりめの生地で作られています。
外側・表
フタ
黒い2本の線は面ファスナー。
中身に応じてフタを留める位置を変えることで容量を拡張できる「ロールトップ構造」という仕組みになっています。
ピークデザインのロゴがある方がフック(硬い方)、下の方がループ(柔らかい方)。
ドール服に使われている薄い面ファスナーのようにフックが短いので、片手でも開けやすいです。
基本のサイズの折り目は本体中央の縫い目より少し上くらい。
面ファスナーの音
フックは短いですが音は普通にバリバリ聞こえます。
別のバッグの面ファスナーをマグネットボタンに変更した経験がありますが、これは仕組み的に厳しいかな……
音を出したくない場所向けにフックサイズのフェルト等を用意して、フック側に付けるという手が使えるかも。
フタを開いても取り出し口は少し上にあるので、多少フタが留まらなくてもすぐにポロリとはいかないはず。
でも試すなら自己責任で。
2021/09/11追記
どうにかできないものかと考えていたんですが、見た目そのままに脱・面ファスナーをするなら、フック側にマグネットボタン、ループ側にマグネットがくっつくシートを縫い付けるくらいしかできそうにない。
以前ボタンに付け替えたバッグと比べ、財布やその他精密機器がどうしてもマグネットと近くなってしまうのでなんだか不安。
やっぱ面ファスナーで我慢するしかないのかなぁ……
camp-fire.jp
これに付け替えられたらすっごい捗りそうだけど柄ありしかない。
まぁ付け替えは置いておくとしても単純に使えそうなアイテムですね。
実際に使っての感想〜フタ編〜
薄手のパーカーを着た状態で使ってみたらフックが服にくっついた。
ニット系だと物を出し入れするたびにバリッバリにくっつきそうだなぁ。
キャプチャー装着用ループ
V1では正面に1つだったものが、左右に1つずつになっています。
重めのカメラをつけるなら正面より左右の方がバランスが良さそうな感じがする。
ちなみに厚みがそれなりにあります。キャプチャーを挟んだ隙間が0.5cmくらい。
外側・裏
ベルトループ
ベルトを通してウエストポーチにできます。画像は付属のストラップを通してみたところ。
肩掛けにする時はここに他のポーチなどをセットするのもアリかも。
ストラップ
構造としてはよくある普通のストラップ。
細めなので、入れるものやカメラによっては食い込んで肩に来そう。
ストラップの先端はフックになっていて、本体についているループにフックを掛けるだけのシンプルな構造になっています。
動画を確認したらセットするのに結構力がいるようで、これは外しにくい・外れにくいということでもあるなと思って買ったんですが、自分でやってみるまで半信半疑でした……が、
実際やってみると、これがもうめちゃくちゃ固い!!
これが突然外れるとかよっぽど何かない限りありえないでしょって感じ。安心して使います。
内側
大きく分けて3種類の収納があります。
ポケット①:3分割
伸縮する生地なので多少厚いものでも入ります。
ポケットに入れている手ピカジェルの厚さは約3cm。
ポケットのサイズ
中央は幅・深さともに約7.5cm。
左右は幅が約10cmと広め。ですが……
左右のポケットの底は斜めになっているので中央より浅いです。
一番外側で約4cm。
ポケット②:フルサイズ
ポーチの幅全部の大きなポケット。
ポケット③:ジップポケット
ジッパーを開くとポケットがあり、内側には5分割ポケットが縫い付けられています。
ジッパーの引手は掴みやすいスティック型。
ストローより少し硬いかな。
ポケットのサイズ
深さはジッパー部までで約11cm。
5分割ポケットは幅約4cm、深さ約3.5cm。
使用イメージ
普段はぺたんこですが、物を入れるとキャプチャーループの辺りがマチのようになり膨らみます。
物を入れてみる
レンズを入れ、モバイルバッテリーをその隙間に、レンズペンを中央のポケットに。
更に財布とスマホをジップポケットに入れた場合。
レンズフードが幅を取るのでフタ中央が浮いてしまいましたが、一応閉まってはいます。
ロールトップ構造で容量が増やせるものの、そこまでたっぷりは入らないので荷物は選ぶ必要がありそう。
ちなみにレンズは『M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II』で、それにレンズフード『LH-61E』を付けたもの。
私の主な使用目的は
・サコッシュ以上ミニリュック未満の外出
・旅行時のサブバッグ
の予定です。
入れるものは財布、スマホ、モバイルバッテリー、エコバッグ、その他小物……なのでちょうどいいくらいかな。
私ならこう使う
キャプチャーにカメラをセットした時、カメラストラップは外さずに首に掛けようと思っています。
※写真はイメージです。
念の為ってやつですね。
気付いたこと
ちょっとわかりにくいですが、フィールドポーチとカメラを斜めに掛けた場合……
カメラのストラップがポーチのフタの上に来て自然とロックがかかります。
実際に使ってみた感想(2021/10/20追記)
スマホ2台、財布、鍵、畳んだエコバッグ程度なら入り、それ以上はちょっと窮屈。
普段使いなら十分ですが、チケットやパンフレット、換えのレンズを持ち運ぶ旅行には向いていないなと感じました。
それでもコンビニや食事に行く時など、リュックほどのサイズがいらない時は役に立つので、バッグのスペースに余裕がある場合は入れておいても損はないと思います。
フィールドポーチ以外のものまとめ
当記事に出てきたピークデザイン製品を軽く紹介。
キャプチャー
フィールドポーチのループの他、リュックやベルトにつけてカメラをセットして持ち運べるアイテム。
まだ家の中で試用しただけですが、これは絶対便利だわ!と思った逸品。
例えばベルトに通して腰に固定すれば、何かの拍子でカメラが振られてどこかにぶつける心配がなくなりますし、
バックパック等に取り付けておけば「あ、今カメラ出しておけばよかったな……」ということもなくなります。
実際に使ってみた感想(2021/10/20追記)
旅行に縦30横20くらいの小さいリュックを持っていったので、左側につけて使いました。
メリット
・前や横でブラブラさせるより安心感があり、歩きやすさもアップ
・顔の近くにあり固定されているのでレンズ交換がしやすくなる
デメリット
・カメラが重いので肩こりが加速する
・リュックを下ろす時にカメラのやり場に困る
クリップをもう一つ買って腰に装備すると使い勝手が良くなるかもしれない。
私はシルバーを買いましたが、ブラックもあります。
スライドライト
長さが即座に調節できるようになっている、いわゆる『速射ストラップ』です。
キャプチャーの取り付け位置や使い方によってサッと長さを変えられます。
私は身長のせいで想定していた使い方ができませんでしたが、キャプチャーと組み合わせるにあたり長さが変えられる機能が役に立ったので結果的にこれを買って正解でした。