大好きなシャリタツで全ての証を集めるべく厳選に使った場所のメモ。
この記事は画像が画像なので『大量発生しているポケモン』は全て『シャリタツ』と書いています。必要に応じて読みかえてください。
セリアに売ってるドール素体でデフォルメドールを作った
自分のアバターの可動フィギュアが欲しいなと思って色々考えた結果、小さめのぬいぐるみやフィギュアに合わせやすいデフォルメドールに行き着きました。
100円ショップで買えるドールボディとヘッドを使って「なるべく安く手軽に」を目標に、同じく100円ショップで買えるもの+持っているもので作……るつもりがそうもいかなくなった場面もあったりした制作に関するあれこれをまとめました。
ボディとヘッド
ポニー ドル活シリーズ
可動式ドールボディ 7cm
ドールヘッドミニ ベビー
株式会社ポニー 公式Xアカウント
ボディのこと
7cmボディの材質はABS・POM。
硬質でつるつるなので服の色移りの心配はあまりなさそう。ハンドパーツも同様。
可動域は狭め。関節がゆるかったりバリがあったりするので一旦バラして調節すると良い感じ。
関節を曲げた時にパーツが合わせ目から開きやすい箇所があったので、カラーパテ(フレッシュ)で接着してはみ出した分はざっくりと削った。
ちなみに、ゆるい関節の強化には『パーマネントマットバーニッシュ』がよく使われている。
服について
ピコニーモ服は着せられるが少し大きめ。ハーフパンツですら長い。
ねんどろいどどーるやオビツ11サイズの服ならちょうどいいかも。
靴はピコニーモ用(DやPではないもの)がピッタリ。
カスタム
髪を作る
材料
・ダイソーの樹脂粘土(パステルグリーン、ブルー)
使用量はそれぞれ半分以上ずつ残るくらい。
空色にするためにパステルグリーンをベースにして少しブルーを足した。
粘土の扱いメモ
・使わない分はパッケージを完全に剥がしてラップでしっかり包み、チャック付きの袋に入れる
・使う分も常にラップで包んでおき、必要な分をその都度取り出す
・完全に乾燥させてもある程度弾力がある(着脱可能なウィッグになる)
・ラップ
粘土の乾燥防止および髪取り外し&顔保護のためにヘッドに巻きつけて使用。
手順
① 内側(ベース)を作る
ヘッドにラップを巻いてその上から粘土を乗せていく。
これは外側の粘土を乗せやすくするためのベースなので厚くならないように。
隠れて見えなくなる場所はテキトーでOK。
しっかり乾燥させてから次の工程へ。
② 外側を作る
この外側が完成形なので綺麗に作る。
樹脂粘土はカッティングはともかくヤスリ掛けはほとんどできないうえ、後から足していくと継ぎ目が残るため、できるだけ一気に形を作りきる。
指に水をつけて均すこともできるが白っぽい跡が残りやすく難しい。
完全に乾燥したらラップを外して完成。
質感を整える&色移り防止目的でつや消しトップコートを吹いてみたが効果のほどは不明。
顔を描く
ヘッドに直接下書きして左右対称にするのは難易度が高いので色々試行錯誤した結果、こんな感じに。
使った道具
下書き
・シャーペン(または鉛筆)
・メンディングテープ(半透明で表面がサラサラでシャーペンでも書き込めるテープ)
・タブレット(目の画像データ作成および画像表示用)
・カッターマット(方眼であればカッターマットじゃなくてもOK)
アイペイント
・塗料(リキテックスソフト)
└チタニウムホワイト、マースブラック、コバルトブルー、セルリアンブルーヒュー
・面相筆(タミヤモデリングブラシHF 面相筆 小)
・パレット(絵の具用と筆先整え用)
・ティッシュ
・紙コップ(綺麗な水)
・ペットボトルキャップなどの浅い容器(筆洗い用の水)
・模型用綿棒(先が細いもの)
・爪楊枝
・Mr.スーパークリアーつや消し(溶剤系トップコート)
※ガンダムマーカー+Mr.プレミアムトップコートつや消し(水性トップコート)から変更しました。理由は後述。
塗料とトップコートについて
ドールヘッドの材質はPVC。
使える塗料としてパッケージ裏に「油性ペン、アクリル絵の具、塩化ビニル用ラッカー等」と書いてあります。
ドールのアイペイントによく使われる『リキテックス』はアクリル絵の具です。
リキテックスは乾いたら重ね塗りできるし、隠蔽力があるので修正もしやすく、塗膜も強いです。ソフビ製ヘッドのアイペイントに使われる理由がよくわかる。オススメです。
※ちなみにソフビにエナメル系塗料はNGとのこと。可塑剤が染み出してツヤツヤになったり何年もべたつき続けたりするようです。
実は……
現在のアイペイントは二代目です。
最初は「持っているもので」ということでガンダムマーカー(アルコール系塗料)でアイペイントし、水性トップコートで仕上げました。
その後、PVC(ソフビ)と塗料・トップコートについて色々調べてみたら「アルコール系塗料は相性が悪い」「水性トップコートは禁忌」という情報を見かけました。
その一方でガンダムマーカーでの塗装を楽しんでいる声もあるし、水性トップコートで仕上げている記事もあるし、可塑剤の量や個体差も関わってきたり……?
ということで、こればかりは時間が経たないと何もわからないなとあまり気にしていませんでした。
……が、なんと完成から約1ヶ月でアイペイントが崩壊しました。
ボディからヘッドを引き抜く時のちょっとした歪みで割れ、そのままボロボロと……
ガンダムマーカーは硬いプラモデル用の塗料なので柔らかいソフビには不向きでしょうし、いつかこうなるとは思っていましたが、結構早かったですね。
曲げたり歪めたりしない箇所ならもう少し長持ちしたかもしれません。
ちなみにブラック、ブルー、ティターンズブルーはヘッドへの色移りあり。ライトブルーはうっすらと。ニューホワイトは色移りなし。
そしてリペイントのために崩れたアイペイントをテープでぺたぺたと取り除いていたら、テープに薄皮のようなものが付着していました。
よく見るとヘッドに何か剥がれたような跡があったので、トップコートも一緒に取れてしまったようです。
ヘッドとトップコートの相性なのか、吹き付けがまずかったのか……
手順
① 目の大きさや位置を決める
ヘッドにメンディングテープを貼って目と眉毛を描いて剥がし、切り抜いて位置決め用シールを作成。
目の位置が決まったらシールの上からメンディングテープを貼り、シールをヘッド側からテープ側に移す。
② 目の画像データを作る
手順①で目を移したテープをカッターマットに貼って写真を撮影する。
写真をペイントアプリに取り込み、方眼をガイドに傾きを修正してから目を描く。
③ 目のデータを左右反転して画面にメンディングテープを貼り、目をトレースする
ヘッドに転写するためにシャーペンや鉛筆で濃いめにトレースする。
迷い線があると後でやりにくいので線は一本で決める。
④ トレースした目をヘッドに転写する
手順③で目を描いたテープを画面から剥がし、裏(粘着面)に長めのメンディングテープを貼り付ける。
目の間を三角に切り取ってアイマスク状にし(裂けないように注意)、目を描きたい位置に合わせてテープを貼り付け、裏からよく擦ってトレースした線をヘッドに転写する。
⑤ 目の位置や角度を確認する
写真を撮って左右反転したり鏡に映したりすると歪みやズレが見えてきやすい。
書き足したり消したりして納得行くまで調整したら次の工程へ。
⑥ 色を塗る
塗装手順
①筆を綺麗な水で濡らす
②ティッシュで筆に含ませた水をある程度取り除く
③濡れた筆先で絵の具を少し取る
④パレットで絵の具の量を調節してから塗る
ポイント
・絵の具が固まると水では落とせなくなるので筆はこまめに洗う
・原液をそのまま使わず、水分を含ませて薄く塗り重ねる(塗膜を薄くする&筆ムラ防止のため)
・水分が多すぎると色が乗らない&水たまりができてしまう(水たまりができたらティッシュや綿棒ですぐに吸い取る)
・乾く前なら濡らした綿棒や爪楊枝で落とせる(重ね塗りしたところは綿棒で。爪楊枝だと塗装が削れる)
時々手順⑤を行い、気になるところがあれば早めに修正する。
⑦ トップコートを吹く
リキテックスの塗膜は強いのでトップコートは吹かなくても大丈夫らしい。
トップコートを吹く時の基本と注意点
・しっかりと撹拌する(缶の上部を持って底にある撹拌球を転がすように回す。上下に振ってもいいけど結構うるさい)
・吹き始めと吹き終わりはヘッドから外す
・吹き付けた時の表面はうっすら濡れているくらいがベスト
・約30分の乾燥時間を挟み2回に分けて吹き付ける
・湿度が高い日は行わない
あとはボディにヘッドと髪を取り付けて服を着せたら完成。
100円ショップで買える材料でドールが作れるなんていい時代ですね。
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『Switch用』という表記がありますが、iOS、Android、PCにも対応しているそうなので、タブレットで絵を描く時のショートカットキーやゲームのコントローラーとして使えるかも?と思い買ってみました。
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注意
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2023年をざっくり振り返る
年末ですね。
年末といえば今年のまとめ記事ですね。