instax mini Evoを買ったので紹介&レビュー

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チェキ欲しい。プリンターでもいい。でも使わない機能があるのはちょっとな……
と買わずにいたところ、なんか良さそうなのが出てたので買いました。

スペシャルサイト
“チェキ”instax mini Evo | FUJIFILM

スペック
製品仕様|“チェキ”instax mini Evo | FUJIFILM



内容物


本体、取扱説明書、充電用ケーブル、ストラップ。


このクラシックカメラっぽいデザインがいいですね。


ストラップは先端が外せるようになってます。収納時にとても便利なやつ。

エフェクト

『レンズエフェクト10種類×フィルムエフェクト10種類で100通りの表現ができる』というのが特徴。

レンズエフェクト



回転方向
(画面を自分に向けた状態で)
反時計回り:昇順(1→2→3)
時計回り:降順

エフェクト一覧
#1 ノーマル
#2 ビネット
#3 ソフトフォーカス
#4 ぼかし
#5 魚眼
#6 色ずれ
#7 光漏れ
#8 ミラー
#9 二重露光
#10 ハーフフレーム

#9と#10は2回シャッターを切って写真を合成するモード。


※クリックするとGoogleドライブにある大きいサイズの画像を表示します。

フィルムエフェクト



回転方向
(画面を自分に向けた状態で)
下回り(縦)、右回り(横):昇順
上回り(縦)、左回り(横):降順

エフェクト一覧
#1 ノーマル
#2 ビビッド
#3 淡い
#4 キャンバス
#5 モノクロ
#6 セピア
#7 イエロー
#8 レッド
#9 ブルー
#10 レトロ


※クリックするとGoogleドライブにある大きいサイズの画像を表示します。


ちなみにスペシャルサイトには100通りの表現全てがまとめられている画像があります。

リセットボタン


レンズ・フィルムの両エフェクトをノーマルに戻すボタン。
押すとノーマル状態の画面を表示し、OKを押すか時間経過で決定、戻るでキャンセルができる。

撮影

シャッターボタン


縦持ち向けに表側、横持ち向けに天面、と2個ついている。
半押しでピント合わせ、そこから更に押し込むと撮影……と、機能的には普通のシャッターボタン。

撮影すると写真のプレビューが約3秒表示されますが、プレビュー中にシャッターボタンを押すと、すぐに閉じて撮影に戻ることができます。
でも素早く連続で撮影するのは難しい……。
動物の写真を撮る場合、思い切って撮るか次の瞬間を待つかの判断が必要です。


これを撮った時がそうでした。
でもそういうちょっとした難しさがある分、うまく撮れた時は嬉しくなりますね。ついプリントしちゃいました。

撮影設定項目

(左から)露出補正、セルフタイマー、フラッシュ、マクロ、ホワイトバランス
セレクトボタンの左右で項目を切り替え、上下で設定を変更。

露出補正

+2〜-2の間で13段階の調節が可能。
メニューに『プリント明るさ設定』という項目があり、プリント時の明るさを1.5倍、2倍にできるので、基本暗めでもいいのかも?
私は0〜-1辺りの設定で撮ることが多いです。

セルフタイマー

タイマーをオンにすると、フラッシュ横の赤いランプが点滅&画面にカウントダウンが表示される。

フラッシュ

特に細かい設定はなく、光らせるか光らせないかだけ。
メニューの『AF補助光』をオンにした時も光る。
フラッシュは使わないし、補助光も眩しいので両方ともオフにしています。

マクロ

正直、オンとオフでどれだけ変わるかいまいちわかってない……(´・ω・ `)

ホワイトバランス

オート、晴れ、日陰、蛍光灯1〜3、電球の7パターンから選択可能。

印刷


再生画面で画面に表示している写真をプリントする。
レバーを引いても、少しの間はプリントのキャンセルが可能。

これを引いた時のカチカチ……っていう音がとてもいいんです。

印刷設定

プリント画質モード

メニューの『プリント画質モード』で
・instax-Naturalモード
・instax-Richモード
を選択できる。


上がNatural、下がRich。
Richは若干ビビッドめな色合いになる。

日付書き込み


メニューの『日付書き込み』をオンにすると、写真の右下(縦向き基準。位置の変更はできない)に日付を表示する。

日付は写真に印字ではなく表示されているだけなので、いつでも出したり消したりできます。

フィルム


使用するフィルムはmini。

裏のフタを開き、フィルムパックを入れてフタを閉じると、一番外側のフィルム(新品の場合は黒いフィルムカバー)が出てくる&枚数のカウントがリセットされる。
パックを使い切らずにフタを開閉するとフィルムが1枚無駄になってしまう。


以前印刷時に詰まってしまい、仕方なく開けて詰まりを解消したことがあり、その時に2枚(詰まったもの&無傷のもの)無駄になりました。悲しい。
赤紫になっている方が詰まったフィルム。印刷はされていません。


本体その他

電源

電源スイッチは表側にあり。
バッテリーは内蔵されていて取り外し不可。底部のフタを開けてケーブルを接続して充電します。
規格はMicro USB Type-B。

画面


UIは縦画面基準になっています。
横向きにしたら表示や操作が横画面用に!とはなりません。

ちなみにこの液晶、晴れた日の屋外だとかなり見辛いです。

操作ボタン

裏側に5つの操作ボタンがあります。

セレクト

※上下左右は縦持ち基準
撮影・再生画面共に上下でズーム倍率変更。
左右は撮影画面なら設定項目の選択、再生画面なら他の写真を表示。

選択肢がない状態で押すとメニューを開く。
選択肢がある場合は決定。

戻る(情報)

開いたメニューや設定を閉じる。情報を表示する機能もある。

共通

バッテリー残量、Bluetooth接続状態、残りの撮影可能枚数、フィルム残り枚数
※フィルム残り枚数は撮影画面にも○で表示されている。

撮影画面

時間、現在の撮影設定(エフェクト、露出、セルフタイマー、フラッシュ、マクロ、ホワイトバランス)

再生画面

撮影した時間、撮影時の設定(エフェクト、露出、フラッシュ、マクロ、ホワイトバランス)

再生

撮影画面で押すと再生画面へ移る。
再生画面・プリント履歴画面で押すと、1枚→4枚→9枚と写真の表示枚数を切り替える。

現在設定しているエフェクトをお気に入り登録(3つまで)、あるいは登録済みのエフェクトを呼び出す。

画面を見ながら被写体に合うエフェクトを選ぶことが多かったのであまり使わないかも。

ストラップフック


天面と底部に一つずつ。
結構狭いのでピークデザインのアンカーは入りません。

ケース


本体を保護したい&ケースを着けたまま操作したかったのでこちらを購入。

内カバーにカメラを入れ、外カバーは底のスナップボタンで取り付け、包むように被せる。
カバーの画面側にはマグネットが入っているのでペタリとくっつきます。
使う時は画面側から前へめくる。


わざわざカメラを持っていく時は大体ミラーレス一眼も持っていきたい時なので、両方持ち歩くことを考えた結果、ケース右側のリングにピークデザインのアンカーとカフを付けました。
ミラーレスはネックストラップで首に、チェキはカフで右手首につけてぶら下げる。
これが意外と取り回しが良くていい感じです。
ケースの片側に負担がかかることだけが難点。

あと、このケースをつけると三脚穴が塞がるので三脚が使えなくなります。私は使わない予定なので別にいいんですが……
本来はプリントレバーのすぐ脇にあります。


アプリ


カメラとスマートフォンをBluetoothで接続し、
・スマホの画像をプリント
・スマホをリモコンにしてリモート撮影(ライブビュー機能あり)
・プリントした写真をカメラからスマホに送信
が可能。



カメラから送信できる写真はプリントしたことがある写真のみという仕様になっています。

送った写真は枠付きでアプリに保存され、再プリントしたり、背景画像や背景色(透過も可能)を設定してから画像として保存できます。

「撮った写真の枠無しのデータが欲しい!」という場合は、microSDとカードリーダーを使うという手があります。

作例

プリントした写真とそのデータ
レンズ:#1 ノーマル/フィルム:#1 ノーマル
プリント品質:instax-Richモード



エフェクト一覧に使ったミニチュア
レンズ:#4 ぼかし/フィルム:#2 ビビッド


モデルガン(M19)と1/12ソフトハット
レンズ:#2 ビネット/フィルム:#5 モノクロ

最後に

多彩な表現の写真ならスマホで余裕に作れますが、
『物理ダイヤルを回して選ぶ』
『用意されているエフェクトをどう組み合わせるかを考える』
などのアナログ感を楽しみながら写真を撮るのもいいものですよ。

見て良し触って良し撮って良しって感じですね。
アプリ経由でスマホプリンターとしても使えますし、チェキ欲しい、あるいは使ってみたいと考えているならかなりオススメの機種です。


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